一章 魔界の反逆者

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ソルは他の部屋とは明らかに違う、金でできた巨大な扉の前で立ち止まった。 ソル「ここだ…」 ルミカ「いよいよね」 ソル「みんな準備はいいか?」 ルミカ「いつでもいいわ」 ミナツ「セントウモードニキリカエマス」 ミナツはまたピピッと機械の音を出した。 ミント「ソル…」 ミントはソルに近寄った。 ソル「なんだ?」 ミント「この戦いに勝ったらきっとまた私達昔のように…」 ソル「あぁ。頑張ろうな」 ソルはミントに微笑んだ。 ミント「えぇ☆」 ミントは無邪気な笑顔が見せた。 ソル「じゃあ開けるぞ」 扉はソルに押されギィーと音を立てて開いていく。 部屋には赤いカーペットがひかれており、周りには悪魔や天使などが描かれているステンドグラスが張られていた。 部屋の奥には巨大な玉座があり、そこに俯きながら座っている魔王がいた。
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