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「聞いているか??君、ここで何してる」
「あ、いや保健室に寄ってたら遅くなっちゃって。もうすぐ入学式ですよね??急いで教室行くんで許してくださいよ」
一応腰を低くして応じてみた。相手の全容がしれないときはこれにかぎる。
「ふんふん、なるほど・・・君がそうなんだね」
「??」
「一目見ただけでわかったぞ。確かに資格はあるようだ。」
「・・・資格って、簿記三級なら持ってますけど」
ちなみにユーキャンでとりました!!とかそんなこと言ってる場合じゃないようだ。なんだか知らないが、やばい状況じゃないかこれ。
「ふふ・・・ではでは、名乗らせてもらおう。私は猫屋敷西窓(ねこやしきにしまど)、担当教科は古文。支配するは時計の針が八番目8号館。」
「え、ちょっと??」
「車木零時、君の実力を見せてみなさい。私はそれに対して全力で愛してあげますよ。」
なんで俺の名前・・・え、てゆーかこれバトル小説だっけ??
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