エピソードⅡ

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地下室には何千人もの奴隷が集められていた。 しかし、人数は多いものの意外とあたりは静まり返っていた。 全員揃ったのか、地下室の重い鉛の扉がゆっくりと閉まった。 すると 軍隊の服を来た男性が前の高台に出てきた。 マイクの調子を整えると確かめるようにゆっくり話始めた。 「これから、お前ら奴隷にはサバイバルゲームをしてもらう。これは決定事項だから強制だ!!」 ゲーム?? 何故俺たちがお前たち見ものにならなきゃいけないんだ。 無性に腹がたち何か言おうと口を開けた すると 同じ苛立ちを覚えたのか一人の男性が大声で言った。 「ふざけんな!!!誰がやるかそんなゲーム!!!」 その軍隊の男はその怒鳴った男に向かって言った 「勝ち残った者にはこの地獄島から脱出する権利をやる。」
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