16人が本棚に入れています
本棚に追加
ビチャビチャと水を跳ねながら跳ぶように車に戻る
既に勇気はびしょ濡れという段階を通り越していた
京子「大丈夫?凄い濡れてる…これで拭いて」
そういうと京子は柔らかいバスタオルを渡してくれた
暖かい…いい香りもする
巧「それで山小屋は?太一は何処に行ったの?」
勇気「先に行ってるよ…山小屋じゃなくて古い病院みたいなところだけど…」
すかさず舞子がつっかかる
舞子「え~病院?ヤだな~キモい…」
卓「しょうがないよ…とりあえず行ってみよう」
そう言って卓は雨に濡れないようにタオルを頭の上に掲げて外に出た
それに皆が続く
最初のコメントを投稿しよう!