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美「サンタさんはどうしてやめさせようとしないの?」
私もだいぶ前から思っていた事を美鈴はどストレートに聞きました。
サ「何度か呼びかけはしたんだけどね…
何度言っても止めないから、毎年この子(赤鼻のトナカイ)を連れているのさ。」
美「でも他のトナカイは文句とか言わないの?」
サ「トナカイ君を仲間外れにしないって約束したら一緒に連れて行こうと思ってるんだ。」
サンタさんはいつも通りの笑顔で美鈴に答えた。
美「そっか。
なら一緒にあそぼっ!」
美鈴は何のためらいもなく、トナカイの元へと駆け出した。
美鈴よ、とりあえず相手は動物だぞっ!
何をしてくるか、分からないものなんだぞっ!
そんでもってそんな美鈴を全く止めようとしないサンタさん。
子供に夢を与える本人が、子供を傷つけていいのか?!
そんな不安な気持で私は美鈴を見守ってました。
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