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やっぱりそこは子供に夢を与える匠と思いましたね。
美鈴に何されてもトナカイさんは何もしないし、サンタさんは笑顔で美鈴を見つめています。
美「いい子だね、この子♪」
サ「そうだよ~
この鼻も可愛らしいでしょ?」
そう言ってサンタさんはトナカイの鼻をチョンと触った。
トナカイは少しくすぐったそうな顔をし、首を振りました。
その姿に少し驚きながらも、美鈴はトナカイさんとじゃれあってました。
そこで一つ、私の心のどこかでふに落ちない点を一つ、見つけてしまいました。
急いでサンタさんをこちらへ引き込み、小さな声でたずねました。
私「他の子の所へは行かないのですか?
あまりここにいたらいけないのでは…」
するとサンタさんは、何かを思い立ったかのようにこちらを見てきました。
しかしそのあと、すぐに先程の笑顔に戻り私に言ってくれました。
サ「大丈夫です。
斉藤さんのお宅が最後ですから。」
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