思い出話

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『私……妊娠…しちゃったの……』 てつお『マジで!!??』 『私達まだ…高校生でしょ~…まだ…結婚とか…無理だし…… でっ…でね!私おろそうと思ってるんだけど… てつお君お金出してくれない?』 てつお『うっ…うん… わかった…でっ…いくらぐらいなの?』 『15万ぐらい…』 てつお『わかった!なんとかするよ…』 てつおの貯金は3万ほどしかなく 金田に頼るしかなかった・ ・ ・ 金田の家に… ・ ・ ・ 金田『わかった!いくら足りないの?』 てつお『後…12万…』 金田『ん?おろすのってたしか~10万ぐらいじゃなかったっけ? いくらって言われたの?』 てつお『15万……』 金田『それは高すぎだよ!おかしいよ! 1回かなちゃんに聞きに行ったほうがいいよ』 ・ ・ ・ ・ 『ごめんなさい…』 ・ ・ ・ ・ 『でも妊娠してるのは本当なの…ただ…パパが…違うの…』 てつお『えっ!?どういう事??』 『実は…てつお君と付き合う前からの彼氏がいるの…その人の子なの…』 『その彼氏が…おろせって…てつお君の存在もしってるから… 「そいつに払わせろ」って… ごめんなさい……』 てつお『なるほど~俺におろす金払わせて、ついでに自分のこずかいってか……』 ショックで座り込むてつお… 金田『その彼氏って誰?』 『……いっこ上のD組の 上杉君……』 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ てつお『で~~~その日の放課後、校門でお前が血だらけで立ってたのは覚えてるよ!!「てつお!仇はとったど~~!!」って叫んで(笑)』 金田『ハハッ!そうそう!そいつ以外に強かったんだよな~(笑)』 2人は大爆笑!! 金田の携帯が鳴り 『ハイハイ!おう!どうした?マジで!?かなり大丈夫だよ!今からいく』 『てつお~合コンいくぞ!風俗ばかりじゃなくて たまにはこういうのもしないと恋愛の駆け引き忘れちゃうぜ!』 てつお『そうだな~男がなまるぜ~!』 笑いながら準備する2人 金田はてつおの大親友だ  
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