序章

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背の高い黒髪男とメガネの少女が歩いている。 その後ろを警察官風の制服をキチッと着た 赤毛の青年が後を追っている。 ???「アーロン・ランパード! リャン・メイホワ! ドコへ行く気だ! ココから先はゲートしかないぞ! 許可なくシティーの外へ出るコトは市民法595条の違反、更に…」 警察官風の男の警告が続いているのを無視して メイホワ「どうする?ついてくるよ?」 アーロン「…仕事だろ」 メイホワ「仕方ないなぁ… ディルク君、 仕事はなのは分かるけど シツコイよ、 前の時はなんかわかんないけど 見つけたんだから!」 ディルク「シツコイ…」 肩をおとす ディルク「アーロン!!お前が勝手にどこかで何をしても今回は見なかったコトにしてやる …ただし、 メイホワちゃんまで犯罪に引き込むコトは許せん! 今すぐメイホワちゃんを説得しろ!」 アーロン「…メイホワ」 メイホワ「あんたたち安い説得なんて効く訳無いでしょ!」 メイホワがアーロンの背中を押しながら走り始める ディルク「…ったく!!」 ディルクも2人を追って走りだす 先にドアが見えてきた ディルク「そこまでだな そのドアは市長のマスターIDが無いと開かな…」 メイホワが手早くポシェットから コードを取り出し ドアの脇の端末へ差し込む すると、 音もなくドアが開き明るい光が入ってくる。 ディルク「…」 メイホワ「マァ、いつもやってるし」 ディルク近くのカメラに向かって「おい!!モニター室何やってるんだ!!警報はどうした!!」 メイホワ「それ、ただの飾りみたいだよ?」 アーロン「…昔の役人が横領でもしたんだろ」 メイホワ「それじゃあ、ディルク君またね」 軽く手を振りながら 2人が光の中へ出て行く
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