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「以後こういう事の無いように!」
俺達はやっと説教から解放された。
ポニ子の方を見てみると、何やらうつ向いている。
「なあポニ子」
呼んでみる。
「………」
「ポニ子」
「………」
「ポニ「うっさい!こっちは生まれて初めて説教くらって落ち込んでんのよ!!だいたいアンタのせいで…………」
何故かまた説教が始まってしまった。
しょうがない、話をそらすか…
「ところでポニ子」
「何!!」
凄い目付きで睨まれる。なんか怖い。
「お前名前なんていうの?」
「そうよ!さっきからポニ子ポニ子って!私には中島水希っていう立派な名前があるんだから!」
「かわいいな」
「えっ」
「名前」
「あ、…そう」
水希は何故かまたうつ向いてしまった。
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