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キミは気付いていないだろう。
オレンジのスコープには届かないよ。
もう片方を思い出せない。
今更、探す振りも。
泣く振りもやめておくれよ。
もう片方の色を思い出したいのだけれど。
知りたくないし、見たくなかったんだ。
「アリみたいにちっぽけな僕は邪魔なんでしょう?」
誰かの思い通りには育てないから。
怖い声はもう、聞きたくなかったんだ。
小さな武器を片手に握り締めて。
キミとボク、待ち合わせをしよう。
いつものジャングル・ジムの下の下で。
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