1496人が本棚に入れています
本棚に追加
━━━━…。
「広い風呂だった…。」
寝転がってたらズルッと滑って溺れる所だった。
余裕で浴槽に布団敷いて寝れるくらいデカイからさ。
頭をシャカシャカとタオルで拭きながら風呂から出ると居間には弥生が一人で居た。
「あれ? 弥生一人か。 美雨はどうしたんだ?」
「ソファーで寝ちゃったから部屋に引きずっていったわ。」
その光景、面白いな。
是非、次は動画を撮ってくれ。
「弥生は寝ないのか? 疲れただろ。」
ふぁ~…俺は風呂入ったら急に眠くなっちまった…。
今日はグッスリだな。
「う…うん…。 もう少しテレビ見てから…。」
「部屋にもテレビあるよな?」
弥生はビクッと体を震わせると、ごまかすように苦笑いしていた。
ふーん…変なの。
まぁいいか。
「俺は先に寝るからな。 早く寝ろよ?」
「うん…分かった。」
俺は弥生の頭にポンッと手を置いてから欠伸をしながら自分の部屋に行った。
ボフッ。
部屋に入った俺は二人は余裕で寝れるであろうベッドに飛び込んだ。
「久しぶりのベッドだな…もう、すぐ寝れそう…。」
柔らかいベッドだ…。
美雨のお腹と同じくらい柔らかい…。
コンコンッ。
枕に顔を埋めているとドアがノックされた。
最初のコメントを投稿しよう!