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━━━━…。
ガチャッ。
「ただいま…っと。 本当に美雨は寝ちゃったんだな。」
それにしても弥生があんなこと言うなんてな。
ちょっと意外だった。
俺は起こさないように美雨が寝息を立てるベッドに、ゆっくりと腰掛けた。
「美雨も弥生も良くやってくれてるよ。 いつも感謝してんだぞ?」
スヤスヤと気持ち良さそうに眠る美雨の鼻をフニッと押した。
ふふっ…。
ただの風邪なんだから徹夜することもないだろうに。
「ふんがー…ふんがー…にゃふぃんッ!」
まっ…悪い気はしないな。
美雨はこんなにも俺のことを思ってくれてるんだし。
「ちゃんと布団掛けなきゃ風邪引くぞ…。」
飛び出てる腕を中に仕舞って美雨の首元まで布団を掛けた。
って風邪引いたら確実に俺のが移ってるな。
そしたら看病してやるから許せ。
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