一章・帰ってきたッ!?

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  ━━━━…。 「何枚か候補を選んできたわよ♪」 十分程度で弥生は戻ってきた。 両手にスカートやブラウスなど沢山抱えて。 「ふむ…弥生はパンツがメインだな。 んで時々スカート。 そのギャップが可愛いから。」 俺は半分趣味を入れながら服を選んだ。 まぁ弥生は何でも似合うんだけどな。 「なんだ…なかなかセンス良いじゃない♪」 俺ってセンスあったんだ。 ある一部の人間にしか分からないセンスだと思ってたのに。 「それじゃ買うか。」 レジで弥生の両手から厳選した何枚かの会計を済ませた。 何枚かって言っても結構な量なんだけど。 さてと…次は晩飯の材料か。 「じゃ次は食材売り場だ。」 「そうね。」 魚沢山買わなきゃな。 美雨も喜ぶだろうからな。 ってなわけで買い物も終わりまして。 「さてと…それじゃ帰るか。」 俺達は袋を沢山持って店を出ようと出口に向かっていた。 「なぁ弥生。 お前クレープとかは嫌いか?」 「え? 好きだけど…。」 「なら食べないか? 今日のお礼だ。」 目の前にはクレープ屋があった。  
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