一章・帰ってきたッ!?

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  「じゃ今日は再会祝いだな。」 「そうね♪ コウの料理が楽しみだわ♪」 本当に弥生は嬉しそうに笑うんだな。 美雨の笑顔と良い勝負だ。 そんなことを話してると有希の家が近くに見えた。 昼に来た時と同じ位置に車を停める。 「着いたぞ。 荷物は持つから俺のクレープ持っててくれ。」 俺は食べかけのクレープを弥生に渡して荷物を持った。 うぅっ…重い…。 やっぱり食材買いすぎたかな…。 「大丈夫…? 洋服くらいなら持てるわよ?」 「だ…大丈夫…。 弥生は玄関を開けてくれ。」 つ…辛いッ…。 やっぱり運動不足だな…。 弥生が玄関を開けてくれて俺は駆け込むように玄関に入った。  
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