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「ふぁ~♪ 久しぶりにゆっくりお風呂入ったわ~♪」
やっと普通の麗香さんになったな。
ってか自分の体臭がキツイと感じる前に風呂入りましょうね。
「お母様スッキリした?」
「そりゃもうスッキリよ~♪」
麗香さんは腕をググーッと伸ばしながらニコニコと笑っていた。
「さて…ご飯作ろうか。」
もうすぐ晩飯の時間だしな。
どうせ麗香さんも飯食ってないんだろうし。
「久しぶりに温かいご飯が食べれるわぁ~♪」
「一体、何食べてたんですか?」
「コンビニ弁当とかカップヌードルとか…かな?」
こりゃ麗香さんに会いに来て正解だった。
このままの生活続けてたら絶対体壊すからな。
「それじゃ麗香さんはゆっくり休んでてくださいね。」
「みんな悪いわね~…。」
ふぁーっと大きく口を開けて眠そうに欠伸をした麗香さんはソファーにドスッと座った。
「美雨ごめんな…手伝ってくれると助かる。」
「はぃなのです♪ 大丈夫なのですよ♪」
んっ。
一人で掃除までさせちゃったのにごめんな。
「なら私はお母様の仕事部屋のゴミ集めしてくるわね。」
俺達は各自の仕事をしに持ち場に付いた。
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