一章・帰ってきたッ!?

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  「ふぁ~♪ 久しぶりにゆっくりお風呂入ったわ~♪」 やっと普通の麗香さんになったな。 ってか自分の体臭がキツイと感じる前に風呂入りましょうね。 「お母様スッキリした?」 「そりゃもうスッキリよ~♪」 麗香さんは腕をググーッと伸ばしながらニコニコと笑っていた。 「さて…ご飯作ろうか。」 もうすぐ晩飯の時間だしな。 どうせ麗香さんも飯食ってないんだろうし。 「久しぶりに温かいご飯が食べれるわぁ~♪」 「一体、何食べてたんですか?」 「コンビニ弁当とかカップヌードルとか…かな?」 こりゃ麗香さんに会いに来て正解だった。 このままの生活続けてたら絶対体壊すからな。 「それじゃ麗香さんはゆっくり休んでてくださいね。」 「みんな悪いわね~…。」 ふぁーっと大きく口を開けて眠そうに欠伸をした麗香さんはソファーにドスッと座った。 「美雨ごめんな…手伝ってくれると助かる。」 「はぃなのです♪ 大丈夫なのですよ♪」 んっ。 一人で掃除までさせちゃったのにごめんな。 「なら私はお母様の仕事部屋のゴミ集めしてくるわね。」 俺達は各自の仕事をしに持ち場に付いた。  
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