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「よしっプリント出来た。」
やっぱり変な写真だな、これ。
俺が宙に浮いてんぞ。
俺は焼き上がった写真から、みんなに渡した。
「ありがとね。 この写真、大切にするわ。」
「私も♪ 仕事用の手帳に入れとこっと♪」
「私は仕事部屋に飾るわね♪」
「わたしも大切にするのです♪」
受け取ったみんなは嬉しそうに、そして大切そうに写真を見ていた。
まぁ大成功だな。
みんな嬉しそうだから。
「さてと公平くん…まだまだ呑むわよ~♪」
とコップを高々と掲げて俺と肩を組む麗香さん。
「麗香さん寝ないんですか!? もう寝ていいんですよ…?」
「寝ないわよ~♪ ほら付き合って♪」
酒をたっぷりと注いだコップを持たされた。
こりゃ…潰されるな…
あはは…明日、目が覚めることがあるのだろうか。
案の定、俺は麗香さんと同じペースで呑まされた。
一杯呑む事に遠ざかる意識…そして、そのまま意識を失ったのだった。
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