三章・類友って奴か…。

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  「なぁ…ジョニーだっけ? お前は何がしたいんだ?」 「健だッ! 杉田 健ッ!」 誰だ、それ。 んな名前の奴は知らないぞ。 「んでジョニー。 何か俺達に用か?」 店員さんが持ってきたお冷やを一口ゴクッと飲んだ。 「ジョニーじゃない! 君達はエリザベスを馬鹿にしたんだ! だから…えっと…そういうことなんだッ!」 俺をビシッと指差しながら『言ってやったぜ』的な顔をするジョニー。 「弥生。 今の説明は何点だと思う?」 「ん~…三点ね。 百点が満点で。」 ふむ…妥当だな。 「五十点以上じゃない方は、もう話し掛けないでください。」 俺は指差すジョニーを無視してメニューに視線を落とした。 「クッ…で…出直してくるッ!」 ジョニーは悔しそうに歯を食いしばりながら走って店から出ていった。 やっと静かになったか。 ただな…忘れ物だ。 「お前は何で、そこに居るんだエリザベスよ。」 パッと弥生の隣を見ると弥生の顔を見ながらシャーッと威嚇するエリザベスが居た。 「ワタクシの方が絶対に美人ざます…。」 「ふにゃ…このコーヒー美味しいわね。」  
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