三章・類友って奴か…。

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  「おぃ…エリザベス。 ジョニーの電話番号を教えろ。」 「良いざますわよ。」 俺はエリザベスからジョニーの携帯の電話番号を聞いた。 よしっ…迎えに来させてやる。 ついでに金も払わせてやる。 プルルルルーッ! [はい…杉田です…。] 電話に出たジョニーは物凄いテンションが下がっていた。 だが、そんなの知らん。 [エリザベスは預かった。 助けたければ金を持ってファミレスに来い。] [なッ…貴様ッ! エリザ━━] プツンッ。 俺は面倒だったわけでジョニーの返事を待たずに電話を切った。 「弥生。 好きなだけ食べていいぞ。 優しい人に巡り会えたから。」 「もう私はお腹いっぱいよ。 テイクアウトとか出来るのかしら?」 メニューを確認すると下の隅にテイクアウトメニューも書いてあった。 ん~っと…あぁ出来るみたいだな。 「じゃ、みんなの分も買って帰ろうな。」 「そうね。 きっと美雨は大喜びよね。」 今日は最後の最後に良いことがあったな。  
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