三章・類友って奴か…。

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  「何か今日はハードだったな…。」 せっかくの休みが台無しだ。 どうしてく━━ 「コウ? 携帯鳴ってるわよ?」 ポケットに手をやると携帯が小刻みに震えていた。 「おっ本当だ。 サンキューな弥生。」 んんっ…見たことない番号。 誰だろうな…。 応答ボタンを押して携帯を耳に軽く押し当てた。 [あぃ。 もしもーし。] [公平様…諦めないざます…ふふっ…。] ヒィッ! ななな何だッ!? ブチッ。 焦った俺は物凄い勢いで電源ボタンを連打して電話を切った。 は…ははっ…。 「弥生…今日、一緒に寝ないか…?」 引き攣る顔をゆっくりと動かして弥生の方を向いた。 「えぇッ!? 何よ急にッ…。」 「命を狙われてる。」 あれはきっと殺し屋だ。 殺意を感じた。 「電話…エリザベスからだったのね?」 ご名答。 「気にすることないと思うわ。 何かあったらきっと美雨が助けてくれるわよ。」 「助けてくれればいいけど…。」 俺達はムシャムシャと料理を食べている美雨を見た。 「あ~…何かあったら私に言ってくれれば手伝うわよ。」 「弥生がそう言ってくれて安心したよ…。」 美雨じゃ助けてくれるか分からないからな…。  
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