四章・お仕事しましょうよ!

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  ━━━━…。 「ん~っ…よく寝たなぁ…。」 って知らない内に寝ちゃってたんだな…。 最近、寝たのに気付かないな。 「よっこいしょ…っと。」 鈍った体をググーッと伸ばしながら立ち上がった。 あぁ本当に布団に入れてくれたんだ。 ありがたいね…って、そういえば今は何時だ? 「あぁ九時かぁ…って九時ッ!? やばい遅刻するッ!」 マズい…マズいぞ…。 九時半には着いてなきゃいけないのにッ! 「だぁぁぁぁッ! 急いで着替えなきゃぁぁぁぁッ!」 俺は急いで服を脱いで着替えを始める。 よしっ。 財布入れて鍵持って…ん? 「何で鞄にCDが入ってるんだ…? おぉ有希のCDか。」 CDが入っている袋には手紙が付いていた。 何々… 『店長さんにあげてください♪ もう一枚は公平くん用♪ サイン入りだからって売るのはダメだよっ! 有希より♪』 ほぉ…YuNowさん良い仕事しますね。 「って、こんなことしてる場合じゃねぇぇぇぇッ!」  
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