第一章

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「じゃあF1は我慢します。GTのプロジェクトに参加させてください。」 F1がダメならせめてGTだ。 現在、ウチのGTマシン「ISV-040」は長年争っているライバルメーカーのマシン「GT-Z」「VFA-GT」に大差を付けられている状況。 その状況を改善する案を、実は俺は考えている。 「GTか……そういやエンジン部門で、テスト中に怪我したやつの代わりが必要だって話があったな。」 「それなら、俺に行かせてください!」 「まあ、考えといてやる。」 「ありがとうございます。」 「分かったから早く自分の仕事やれっ」 少しは手応えありか。
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