ツンデレ少女とカリスマ少年

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「あら?世の中の魔女が私基準で良いのかしら?」 「もっとも、君以外の魔女、僕は見た事が無いから文献を参考にしている」 「ああ…あのおとぎ話ってくくりの魔女?」 「もしくは魔女裁判」 「私の魔女としての誇りにかけて言うわ――そのイメージかなり理不尽ね!」 めらめらと燃えるライド しかし、ウィドはそんなライドに目もくれず 鍋をぐるぐるかき回しながらポツリと言った 「今回の魔法祭、本気で悩んでいるんだよ」 「あら?なにを??」 不思議そうな顔のライドにウィドは我にかえったように答えた 「あれ、言ってなかったか…僕が若くしてこのアトリエを切り盛りしている理由」
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