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「あの人とは…『ライディーン・ソルベ』嬢ですか?」
「うん」
「では、本当の自分…とは?」
イヌが口を開けて主人の返答を待つ
「コレが本当に僕がやりたかった事なのかな?って思うんだ」
ウィドは沢山の赤く輝く宝石を眺める
赤い輝きが光を受けて彼を赤く照らす
「さっきの彼女は…僕には無い自由があるのだと思う」
「ではあなた様はこの仕事をやめてしまったら何をするのです?アナタの力を求める人は沢山おいでですよ」
「そうだね…そうでないと僕のような錬金術師は居ないのだからね」
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