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依頼の品も無事受け渡しとりあえずは仕事も無事終わった
ウィドは酒場の二階の民宿に荷物を置いて窓を開けた
城下町の外れにあるこの民宿は
城を眺めるにはとてもいい場所に位置している
しかも城下町には歩いて行ける距離なのでこの場所一帯はとてもにぎわっている
窓の下を見れば子供達が城の方へ駆けて行くのが見えた
「さて…ライドどこに居るかなぁ~?」
お祭りでも
あんな目立つ服装の女の子なんて居ないだろう
居るとするならお姫様ぐらいだ
「お姫様って言えば…あ。」
そうか…今、気がついたよ
だから僕はライドにあのことを話さなかったのか
僕が最年少錬金術師になった理由
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