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ナルトと別れてから二日目の午後、サスケは予定よりも
早く丘に辿り着いた。
出会った敵があまり手強くなかったのも
そうだと思うが、敵も五日と気を張っていると
疲れも溜っていたのだろう。
後ろから敵が来ないとわかっていながらも、
サスケは警戒しながら
丘を登った。
敵の気配は全くなく、
不思議に此処だけ戦のない世界の
ようだった。
思ったよりも、登るのがきつく感じた。
右の身体が鈍いように思った。
全部、『疲れたからだ』と
自分に言いきかせた。
息を切らしながら
頂上へ向かった。
時々吹く風が気持ち良かった。
やっとの思いで頂上に着くと、
其処にはたくさんのヒマワリが
咲いていた。
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