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「仲間集め……だな。旅をするには二人は最適だが俺達には敵が多い。キーンにそれに与する奴らに協力する国があるかもしれない。裏に何があるかわかんねぇからな、だから倭国で仲間集めだ」
歩きながらわかりやすく説明するとリューナは納得したように頷く。
「でもその前に砂漠越えですよね?頑張りましょう!」
そして張り切るリューナ。
それとは反対にため息をもらすライ。
「砂漠越えがどんだけ大変か知らないのかね、このお嬢様は」
「なんか言いましたか?」
小さく呟いたライの一言が聞き取れなかったリューナは振り返り小首を傾げるがライは「なんでもない」と受け流す。
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