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「手伝おうか?」
ウサミミ男が聞いてきた。
「これお願い…ねぇ、願いを叶えるって何ができるの?魔法でも使うの?」
人参と下ろし金を渡すと人参をすりはじめたウサミミ男。
「んー…とりあえず俺まだ見習いなんだよね。今出来るのは空飛ぶくらいかな…先輩たちは色々な事出来るんだけどね」
「…その先輩とチェンジで」
「無理。楓には俺って上が決めたの。変更はききません。あ、基本的に食べなくても平気だから食事とか気にしないでね」
「…ケーキは?」
「食べなくても平気だけど、食べても問題ないんだよ。一つくらい楽しみあっても良いでしょ?」
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