6. 孤独

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強くなりたい。 一人で生きる強さを 本当は裏切られるのが 怖いだけで…… 逃げてばかりじゃ 何一つ変わらないと 分かってるのに 変われぬ僕がいる 誇らしげに翳してた “孤独”というプライドは 役に立たない理想へと 逃げるための糸口だった 僕は 気付いたらいつの間にか “孤独”背負っていた ――辛かった。 本当は一人なんてね 望んでなかったんだ…… 強がってばかりじゃ 本当の顔忘れちゃうから たまに力を抜いて 誰かに頼るのもいいよね?…… 傷ついて 傷ついて 傷ついて…… 泣きたいときは 大空に向かって叫んで 大声で…――
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