2. 絶望

2/2
前へ
/26ページ
次へ
絶望という暗い闇に 包まれた僕 そこには感情さえなく ただの“虚無”だけが…―― これから僕は 何を追い求めればいいの? 捨てられた僕は 這い上がる勇気さえも 未来を照らす希望の光さえも 何もない だから僕は泣き叫んだんだ 貴方がこっちを見てくれるまで でも、この声さえも もう届かない 僕はもう…… これからは独り 「大丈夫」 そう自分に言い聞かせ 新たな一本の道を 独りで歩み続けた 絶望という道を…――
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加