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「それは見ちゃいけないです!やめろぉぉぉ!」
「時すでに遅し。1ヶ月ほど前にじっくり読ませてもらったよ」
ああ…もう死にたい。
普通の短編小説なら何度か、ネットの小説投稿・批評サイトに投稿して人に読まれた経験はあるけど。
目の前の人からエロ小説を読まれたなんて、そんな経験は当然ない。
すごく……鬱です……。
「で、でも……どうしてそのノートを学園長が持っているんですか……?」
「1ヶ月とちょっと前、君たちの実家から送られてきたからさ」
実家の、自分の部屋の引き出し(鍵がかかっている)にしまっていたはずのものが送られた……?
僕は送っていないのだから、犯人は家族の誰か。
「そうそう、手紙もついていたな。……『どーてーのおにーちゃんががんばって書いた、エロエロ物語を読んでください(はぁと)』とな」
「お前か紀理ィィィィ!!」
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