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「ふむ、まあそこまでにしておきたまえ」
学園長の一言で、なんとか冷静になれた……。
「君の小説だが」
ゴクリ……。
「とても面白かったよ」
おおう。
頬に熱が。
「人に褒められるのは恥ずかしいのかな?……文章はまだ荒いが、散りばめられたオタクならわかるネタがよかった。ストーリーも丁寧でよい。これならライトHノベルコースに編入でも、人並み以上にやっていけるだろう」
「あ、ありがとうございます!……って、ライトHノベルコース?ライトノベル学科に編入じゃなかったんですか?」
「ライトノベル学科の中の、エリートオタク……特待生しか入れないライトHノベルコースだよ。一応、所属はライトノベル学科になるがね」
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