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すると、メイドさんAが去ったのと反対側から、小さな女の人が現れた。
「あ、キミかー!」
!!!!!
異様で異常な、声だった。
およそ顔から判断できる年齢からは考えられないくらい高すぎる声。
小学生(低学年)より高いと思う。異常だ。
「あの、あなたは」
「私は、兼田智(かねだ・とも)。君が所属するライトHノベルコースの担任だよっ!ちなみに、年齢は秘密」
「……36歳」
「ぎぃえええ!な、なんでわかったの!?」
「僕にもわからないんです。ただ、頭に……あるいは心に、36歳って流れてきて」
「ニュータイプでもあるまいにそんなのってありなの……」
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