285人が本棚に入れています
本棚に追加
キョン「ほら、着いたぞ。また明日な」
ハルヒ「う、うん……」
キョン「何だよ? 何か言いたいことあるのか?」
ハルヒ「あ、明日も迎えに来なさい!!」
キョン「おい、俺を何時に起こす気だ。朝弱いんだぞ」
ハルヒ「う、うるさいわね! 十分あんたにできる範囲でしょ!! ……こんな顔で1人で歩きたくないんだから……」
キョン「……(しまった)。やれやれ、わかった。起きれたら来てやるよ」
ハルヒ「ダメ。遅刻したら罰金、来なかったら死刑!!!」
キョン「死刑は嫌だが、正直、起きる自信がない」
ハルヒ「そんなんだからいつも罰金から逃れられないのよ。仕方ないわね、朝起こしてあげるわよ!」
キョン「へ?」
ハルヒ「モーニングコールかけてやるって言ってんのよ! 団長自らよ? 感謝しなさい!!」
キョン「やれやれ……(そんな笑顔で言われたら断れないよな)」
ハルヒ「じゃ、また明日!!」
キョン「あんな怪我があってもなくても、ハルヒの笑顔は変わらないんだよな……」
キョン「て、俺何言ってんだ」
キョン「(そういや消毒してるときのハルヒ、何か雰囲気違って可愛……いや、何だ?)」
キョン「……はぁ(考えるのはやめた方がいいな)」
古泉「ハァハァ……おやおや、1人だと案外素直なんですね」
みくる「ぜぇぜぇはぁはぁ……く、苦しい……。長門さんは平気そうですね」
長門「この程度の移動速度で息が乱れる方が問題」
古泉「ここまで走るのはちょっと骨でしたね。……帰りますか」
長門「私たちは何しに来たのコラw」
自転車を走って追っかけた3人
最初のコメントを投稿しよう!