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「あら!梓ちゃん!梓ちゃんも、シーツの取り替え?」
富岡さんは頼りになる、とても優しいおばさんです。
『ええ。毎朝、毎朝。海斗様が16歳にもなっておもらしをして大変です。』
私は笑顔で海斗様に毎朝、起こしてあげているので、これくらいの仕返しはいいでしょう。
「あらぁ。海斗様は本当におもらし治りませんねぇ。梓ちゃんも大変ね。」
そう笑って、富岡さんはシーツを洗濯機に入れて、でていった。
ちなみに富岡さんは噂好きです。
富岡さんにかかれば、噂は一日で広まります。
これで、海斗様の汚点が家政婦の噂となりますね。
ざまあみろです。
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