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うさぎはまた、三日三晩泣き続けました
泣いていては何もならないとうさぎは思い、顔を上げました
「俺、ザックスの分も生きる。それを、生きる理由にするから。ザックスは知ってたんだよな。死期が近付いてる事」
犬は元々は群で生きるもの
死期が近付けば離れて独り死んでいくものだと、うさぎは主人に昔聞かされていました
また、うさぎは寂しいと死んでしまう生き物だという事も
けれど、うさぎは独りではありません
うさぎの心の中で犬は永遠に生き続けるのです
「今までありがとう、ザックス。おやすみ」
終わり
→あとがき
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