またベタな始まりだなぁ・・・

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由衣 「おかえりー!」 名も明かされぬ母 「ただいま! さて、我が家のハンサム君は何処かなぁ?」 どうやら俺の高校入学を祝ってくれてるようだ。 直線 「おかえり。 どわっ!? ケーキなんて買ったの?」 名も明かされぬ母 「ちっちゃいのだけどね。 せっかくのお祝い事だもの祝わなきゃね」 直線 「そんな大層なことじゃないんだけどな・・・ ありがとう母さん!」 え? すげぇ良い話なのに母親の名前がひどいことになってるって? ああ・・・確かに。 俺の母さんは 三浦 真子(ミウラ マコ)ってゆうんだ。 郵便局で仕事をしながら俺たちを育てくれている。 見かけも若く、その立ち振舞いも若いため(若作りとは言えない) 一緒に街を歩き姉弟(きょうだい)に間違えられたこともある。 だから 俺と母さんの関係は友達みたいな感じな時もある。
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