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翌朝 5:00
やはり今日も俺は早起きだ。
昨日は少し夜更かしをしてしまったので寝坊するかと思ったが、
やはり今日の快晴がまた俺の健康を促進しているようだ。
ベランダに出て日の光を浴びようとする。
直線
「んん・・・!
やっぱり快晴!
気持ち良いなぁ!」
太陽から暖かな力をもらい俺は伸びをする。
カラカラ・・・
隣の窓から出てきた人形
「あっ・・・!
おにぃちゃん・・・」
なんと
隣の部屋から
由衣が出てきた。
まだ寝起きらしく
眠そうな声をあげている。
直線
「ユイ・・・
めずらしいな、お前がこんなに早起きするなんて。」
由衣
「ふん、
起きちゃったの・・・」
直線
「昨日久しぶりにはしゃいだからな。
多分身体が興奮しっぱで早く目ぇ覚めちまったんだな」
由衣
「ふぅー・・・」
直線
「ハハ、まだ眠そうだな!もっかい寝とけば?
ちゃんと起こしてやるからさ」
由衣
「ううん・・・
お兄ちゃんも起きてるから。お話し、してられるもん」
はれま。
かわいいね、この妹は。
まぁ朝方の俺としてはやることもないし嬉しいが。
直線
「んじゃま、
寒いし布団ん中でしゃべっか!」
由衣
「・・・うん!」
それからしばらく俺と由衣は布団で温まりながら
他愛ない会話をしていた。
今由衣は朝食を食べている。
俺は先に食べ終わっている。由衣は女の子で身体も小さいため、食べるのに時間がかかる。
そんな由衣の
テーブルに俺は昨日の残りのケーキを置いてあげた。
由衣
「え?・・・いいの?」
直線
「俺は昨日祝ってもらったからな。
残りはユイが食べていいよ」
由衣
「ありがとうお兄ちゃん!」
直線
「ああ。
これ食べて、学校頑張ってこいよ!」
由衣
「うん!」
そんな
微笑ましい兄妹の会話があったとさ
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