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学校に着くと、
教室には西田がもう席についていた。
結構早く来たんだけどな・・・
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「あっ!
ススム君!おはよう!」
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「おう、おはよう。
相変わらず早いな」
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「うん!
ススム君が昨日一番だったから、勝ちたくてさ!
だから今日はススム君が二番だね!」
なぬ!
俺に勝ちたいがためにそこまで。
やっぱり・・・
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「西田は面白い娘だなー」
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「ああ!今バカにしたでしょー!!」
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「あっ!つい口に出てしまった!!」
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「もーっ!!
私は真面目に考えてきたんだよ!!」
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「わわっ!
ゴメン!!」
林
「アラアラ、
朝から騒がしいねぇお前等は」
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「は、林!
ナイスタイミングだ!
なんとかフォローしてくれ!」
林
「んな無茶なこと言われても・・・」
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「ハッ!
そ、そうだ!
は、ハヤシだ!!
ハヤシが昨日言ってたんだ!」
林
「あ!!
ススム!てめ・・・」
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「リョー君!!」
林
「わっ!誤解だ!!」
とか
朝っぱらから騒ぎ合って
俺たちは
もう仲良しグループになっていた。
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