101番目のアリス

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▼** 不思議の国ができる前から、その世界に居た創造神。 アリスと接し、世界の理を彼女から知る。 それまではずっと一人で、何もしていなかった。このまま滅びゆく世界だと考えていた。 アリスと二人で不思議の国を創った。それは彼にとって、愛するモノが増えた喜びを知ること、そして愛するモノが壊される哀しみを知ることとなる。 後に、彼女と融合という形で、アリスを守ることとなる。己の存在に感化された彼女を、徐々にアリス自身に戻していくのも、彼。 ルジェの事を、母のように思っていた。何故なら、ルジェは………。 ▼ルジェ・ルジエン 氷の薔薇という、ボツネタの存在。に、成ったとある世界のカミサマの一欠片。 気まぐれにこの世界にやって来て、干渉して、消えた住人。 消える際、彼女らを連れ戻しに来た存在のせいで、紅のジョーカーの侵入を許してしまう。 その失態は初めてではないが、その後に対処できなかった為に申し訳なさから、乃亜自身にあるコトをこっそりなしていた。 何かって?悪運ですよ。 紅のジョーカーという、絶体絶命の存在に対して起こる、カミサマの加護ですよ。 ちなみにそれだけしかできなかったのは、ルジェ本来の存在自身の片割れが深く眠りにつき、己一人で世界を保つコトになったから。(表向きは。) ▼アイネズ こいつが犯人です。 紅のジョーカーの侵入を赦した犯人です。とっ捕まえてください。 ルジェを連れ戻しに来たが、住人達からルジェへの記憶を抜き取り、氷の薔薇を処分する際に空けた小さな穴を、防ぎ忘れた阿呆。 本来はとある世界の時空間遣い。 時止めれるし、逆行できるし、瞬間移動もできるし云々。なのに、ミスを犯した阿呆。 ルジェがカミサマであろうと、素で会話できる唯一の存在だからこそ、連れ戻しに来れたのにやらかした阿呆。 でも作者は好きですよ。
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