101番目のアリス

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唯一の悪は、紅のジョーカーです。 だって彼女、別にシロウサギのこと壊す必要なかったのに、壊したんですもん。面白いから、という理由で。 これは紅のジョーカーを出す時点で、すでに決定事項でした。まぁ、最後のエピローグでルジェにも自分のお気に入り(チェシャ猫)にひどいコトをした&お前やり過ぎだろ、という罰で、彼女自身を強く表すモノを奪ったので、私としては満足です。 何を奪われたのかって? 彼女自身は【破壊】と【絶望】を表す存在でした、なので、どちらかの方を、ですよ。 物理か、精神か。 果たして彼女の性格上、どちらを奪われた方が悔しいでしょうね? 他の住人は、ほぼ原作などが原型ですので、設定上あまり変化は無いです。 性格は、独断と偏見と好みですけど。それ以外は特に。 乃亜。彼女とアリスが血が繋がっていることは、初期から決定していました。名前にアリスとあるのも、ですが。 そして、この乃亜という名前は、まぁ、ぶっちゃけると……ノアの箱舟から取りました。 Wikipediaにある、『創世記』における記述を見ていた時。 ある意味ノアは、神に救われ、祝福された存在だと、作者は考えたので、そういう意味も込めて、使わせて頂きました。 後に、**の名前にもなるのですが。まぁ、此方は乃亜と全く同じ名前で有りたかったから、なのでノアの箱舟とは関係ないです。 あとは、あぁ、ルジェですね。 ルジェはとある世界のカミサマです。 ルジェという名前は、その世界で呼ばれていた通称をもじったモノ。気まぐれに干渉して、気まぐれに助けるカミサマをイメージしています。 彼女にとって大切なのは、己の片割れと己の世界の住人だけ。あとは、己の因子を持つ世界ぐらいです。多いですけど、因子を持つ世界なんて。 特に生まれたばかりの世界に、干渉します。母親が子を育てるように、自力で動けるようになるまで。 後は放置。まさにカミサマ。 そんな感じをイメージしています。 以上、 雹兎(Hakuto)がお送りしました!
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