揺れる気持ち

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「やっぱりユキちゃんとご飯食べたくて〓…だめ?」 人懐っこいダイキの、仔犬みたいなすがる目線に、アタシはついに観念した。 「まぁ。暇だし、行こっか?」 「やったぁ♪ありがとう〓!!」 ダイキはわかりやすいくらいに嬉しそう。 「じゃあ、ユキちゃん車乗って。」 「はぁい。おじゃましまーす。」 そう言って、助手席に乗ろうとドアの持ち手をつかんだ瞬間、視線を感じてふと顔を上げると、 コンビニから、こうチャンがアタシ達を見ていて、心臓がドクンと跳ねた。
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