出逢いの夏

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3年前。僕らは出会った。 日差しが身体を刺す そんな夏が嫌いだった だけど 日常を上手く過ごすには 関係を粗末には出来ない 男女7人の海 まるで貸しきった様だった      「孤独」 砂の上に書いた文字は 波が音を立てて流してくれた なんだか言葉が思い浮かばない そんな時 僕らは出会った。 「なに書いてたの?」 興味を示す顔 何気なくて眩しくて その顔は、今でも覚えてるよ
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