照れた子供

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「一つ、聴いてもいい?」 「なに?」 「私の事...スキ?」 「...。そんな事聴くなよ」 あの頃は、 言葉の素直さに恥らって 君を不安にさせてたんだろうな たった一言が、 いくつもの色で描いた 絵画のように 僕には難しく思えたんだ まだ部屋は そのままにしてあるから 早く帰ってきてよ それから一緒に、 話の続きをしようよ
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