恋空vsオタク

2/3
前へ
/14ページ
次へ
「いくぜ!」  レイジがイベント会場の扉を蹴破ると、ありえない臭気がレイジたちを襲った。 「うっ、なにこの臭いマジですっぱいんですけど」  思わずミカがエイトフォーをシュッシュする。 「エイトフォーじゃきかねーし、マジファブリーズレベル」  シホが会場をファブる。 「あたしがスイーツで鍛えた鼻がマジもげそうなんですけど」 「気をつけろシホ、オタクの皆さんのお出ましだぜ」  臭気にまみれて気付かなかったが、3人はすでにキモオタたちに囲まれていた!! 「ちょっと~、なんなんですかぁ? 臭いとか失礼じゃないですかぁ?」  NURUTOの主人公、ヌルトのコスプレをした女子がレイジに接近する。 「ブランドバリア!!」  レイジが左手を突き出すと、腕にはめられたオメガの時計がまばゆい光を放った!!! 「ぐああ! まぶしいです! やめてくださーい!」  ブランドバリアの力により、レイジに近寄れないオタク女子。 「今だ、ミカ! シホ!」  レイジが叫ぶと、ミカはケータイを、シホはスイーツを取り出した!
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加