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「いくぜ!」
レイジがイベント会場の扉を蹴破ると、ありえない臭気がレイジたちを襲った。
「うっ、なにこの臭いマジですっぱいんですけど」
思わずミカがエイトフォーをシュッシュする。
「エイトフォーじゃきかねーし、マジファブリーズレベル」
シホが会場をファブる。
「あたしがスイーツで鍛えた鼻がマジもげそうなんですけど」
「気をつけろシホ、オタクの皆さんのお出ましだぜ」
臭気にまみれて気付かなかったが、3人はすでにキモオタたちに囲まれていた!!
「ちょっと~、なんなんですかぁ? 臭いとか失礼じゃないですかぁ?」
NURUTOの主人公、ヌルトのコスプレをした女子がレイジに接近する。
「ブランドバリア!!」
レイジが左手を突き出すと、腕にはめられたオメガの時計がまばゆい光を放った!!!
「ぐああ! まぶしいです! やめてくださーい!」
ブランドバリアの力により、レイジに近寄れないオタク女子。
「今だ、ミカ! シホ!」
レイジが叫ぶと、ミカはケータイを、シホはスイーツを取り出した!
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