第1章 大怪我

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そんなある日のこと、僕の机の中に手紙が入っていた。こう書かれていた。 「放課後、図書室へ来い。 昌」 昌とは、この学校でいちばん悪い生徒だ。停学処分を何回もやっているイヤなやつだ。僕はそんなやつと戦いたくない。でも、一回抜け出すと、その次の日に、やられてしまう。僕はどっちもイヤだった。仕方なく図書室へ行った。全部の窓が開いていた。 「よお。わざわざ来てくれたのか。感謝するぜ。」 「昌、今度は何の用だ。」 「俺さぁ、いつも思うんだけど、お前ってウザいんだよね。」 「何故だ。」
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