侍大将

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龍二「盗賊みたいな軽装備で助かったな。」 そう言うと近くの太い刀より長い木の棒で全力で小手を叩き刀を奪った。 龍二「さあ来るなら来い。逃げるなら今の内だ!」 というと盗賊の頭らしき人物が 頭?「舐めるなガキが!!かかれ!」 と叫び刀を奪われていない九人が一斉に斬りかかってきた。 龍二「雑魚だな。スキがありすぎる。」 といい放つと頭以外全員斬ってしまった。 頭「いい腕してるな。木刀が二本あるから一騎討ちをするか。」 と言った。 龍二「ほぉ勝てないと踏んで逃れようってのかい?」 頭「貴様はもう限界であろう?あしを見てみよ。」 そう龍二は人を殺したショックにより足が震えていたのだ。 龍二「何っ!気づかれておったか。」 頭「名を名乗れ」 龍二「真田龍二だ!」 頭「武田の手の者か?」 龍二「いや違う。ただの浪人だ。」 と答えると 頭「そうか。では一騎討ちを始めよう。ヌシが勝てれば名を名乗ろう。行くぞ!」 龍二「来い!」 龍二の足の震えは木刀という安心感で止まり集中出来ていた。
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