ネクタイ

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「つーのさん…えろっ、」 「なによ」 「つるのさんがネクタイに手をかけて流し目…!」 撮影を見ていた雄輔がエロいエロい連呼している。 「馬鹿じゃないの、」 「!」 ふぅ、って言いながら金色の髪を手を使わずに避けネクタイを外す。 「いやあああ」 「何よ!?」 「たっちゃった…」 「お馬鹿っ」 「雄輔さん、本番でーす」 「!」 「つるのさん、ネクタイ結んでー」 「んもう、」 仕方ない子、ってネクタイを結んでくれる。 「新婚みたい…!」 「…いってらっしゃい」 ニコ、って微笑んだ。
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