赤色の廊下

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あぁ、楽しい…🎵 君とのオイカケッコって、追いかけてても飽きないから好きなんだ… 最初は、遊びで廊下を走っていた時に君が、笑ってたのが目に入った。その時は、男子達がムカついたから、叩き合をやりながら2年の廊下を走って走って追いかけ回して遊んでた。 男子達との叩き合が終わって、汗びっしょりに、なっていたのに気が付いて汗を拭う。 『あ~。楽しかった🎵次に言ったら椅子投げてあげるね🎵』 って言ったら。 『すいませんでした。』って言ってきた。 『なんだ~つまんないな~🎵簡単に謝んなよ🎵』と、言って教室に帰って行こうとしたら、その子がまた笑ってた。 『何?』って言ったら『えー。なんか、見てると面白いんだもん😆』って言ったから『次はお前がターゲットな🎵』って笑いながら言ったら。『おぅ!』 『おぅ!ってお前……。』 その子は元気良くて、明るくて、成績悪いのに能天気で、ノリが良い奴だった。 次の日は、暇だった。男子達も、静かだった。 つまらない学校の教室独特の空気の中に居るのが嫌で、廊下に出た。フッと隣のクラスが目に入った。あの子の言葉が頭に過る『次はお前がターゲットな🎵』『おぅ!』 『そうだ🎵』あの子に遊び相手になってもらお🎵 と、行ってみると。 あの子が、やっぱり居た。その子が、こっちに気付いて私がいる方に来た。私は 『オイカケッコしよ🎵』その子は『良いよ😃』って言って走り始めた。 足は、結構速かった。 何度か、そんな日が続き。ある日  やっとのことで、その子を捕まえた🎵 そして、馬乗りになって『捕まえた🎵』って言ったら、その子はフザケ半分で抵抗して私の、眼球を長い爪で引っ掻いてきた。『いった…』 目から血が出血し、その子の制服は私の血によって染まった。 その子は苦笑いして『ごめんね、大丈夫?』って言ってきた。 痛くて何も感じられなかった。 だけど、ムカついたのは感じられた。 笑いながら、私はその子の眼球に何時も持ち歩いてるスプレーをかけた。 その子は発狂した 『楽しいな🎵もっと鳴いてよ!叫んでよ🎵ほら。』 その子は自分の想像していたよりも、激しく喚き叫んだ………。 気が付いた時には……。その子は体内の中の内臓や心臓がぼろぼろになって廊下の床に転がっていた。床や壁や天井の全てが、赤に染まっていた。
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