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俺が一年の頃の2月……そう、バレンタインデーの日だ。
あの時も、俺は何もできなかった……。
2月の16日月曜日、俺はいつも通り学校で授業を受けて部活やって帰るつもりだった。
だけど、そうはいかなかった……。
俺が部活に行こうとした時、山本が俺の袖を引っ張って来た。
「おい、ちょっと来い!」
そう言って山本は俺をトイレまで引っ張って行った。
「なんだよ?俺なんかしたか?」
「そうじゃなくてな、ほら、これ」
そう言って山本は俺に青い綺麗に包装してある紙袋を渡してきた。
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