始まり

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┏―――― ┃NO side ┗――――放課後 凛 「やっほ♪仁王くん、真田くんの了承は得られた…?」 仁王 「おぉ、桜井と青川。 モチロンバッチリじゃ。 …なんとか、そっちも交渉成立したようじゃの」 凛と話していた仁王は、チラリと沙羅を見た。 丸井 「おー来たか! 早く部活行こうぜぃ」 仁王 「そうじゃな」 凛 「行こ★ひt「そうね(黒」…行こっか…沙羅…」 思わず名前を言い間違えた凛に沙羅の黒が召喚。 暫く黒いオーラが漂った。 凛は軽く泣きそうだった。 丸井 「着いたぜぃ★ おい、真田!昼休みに言った話の2人、連れてきたぜぃ」 真田 「うむ。部室へ」 真田に言われて、彼らは部室の中へ入っていった。 柳 「ほぅ…青川と桜井がマネージャーになるとはな…」 入るなり柳が「データだ」と言いながら、ノートに書き込む。 真田 「では、自己紹介を。 我々も後からする」 凛 「うん。桜井凛です。 これからよろしくお願いします」 凛は始終裏のある笑顔で。 ―…そして… 沙羅 「皆さんにとっては青川沙羅。 そして…」 沙羅が髪の毛を掴んだ。 そして、鬘を取った。 続けて、カラコンも。 瞳 「本当の名前を春宮瞳と言います。よろしくお願いしますね」 凛 「知ってるよね? かの有名な春宮瞳」 テニスプレイヤーなら 誰もが知っている。 男女混合の世界大会でシングルス、ダブルスの覇者、最も強いとされる春宮瞳。 男女混合の世界大会でダブルス覇者の桜井凛。 丸井 「…春宮瞳、桜井凛…」 仁王 「参謀、本物か?」 半信半疑の仁王。 柳 「ああ、桜井は帽子を被れば一致するだろう。 春宮は髪と眼が一致するだろうな。プレーを見れば、早かれ遅かれ分かる話だ」 柳が言うと、仁王は黙った。 瞳 「納得してない方が居るようなので…試合しましょうか」 瞳の突然の意見。 自然とR陣は頷いてしまった。 .
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